MT訪問看護ステーション

代表紹介

人生に、看護師という備えを。
藤岡 卓雄
代表社員/管理者/看護師

 茨城県出身。幼少期からのスキー好きが高じ札幌大学に入学したのですが、4年間で2度の骨折(スキーが原因です)に見舞われてしまいました。その治療のため、4回の入院と手術を経験しました。東区のとある病院に入院中看護師が食事介助をしているのを目にした時、看護師という仕事にビビッときたのを覚えています。その時大学4年で就職も内定していたのですが辞退し父を説得。実家の茨城県にある、看護学校に入学を決めました。留年の危機にも瀕しましたが、2009年に看護師免許を取得。懲りもせずスキーをするため札幌市内の総合病院に就職し、その後大きな怪我はなく(肩の脱臼癖は直りませんが)、急性期、慢性期、回復期リハビリ病院を経て、5年間訪問看護に携わることができています。

 

 看護師とは、真面目な仕事です。私は生来そんなに真面目な人間ではありません。遊ぶのが好き。ふざけるのが好き。骨が折れてもスキーが好き。また怪我をして体を動かせなくなっても、ふざけて生きたい。不真面目な男が、真面目な仕事をやっています。人間は二面も三面も、もしかすると四面も五面も顔があるかもしれません。楽しさや満足、常識だけではない。悲しみや苦しみや怒り、劣等感、常識はずれ。ちぐはぐな人間臭い人間が好きです。治療が必要なのに、分かっているのに、それができない。価値観や、生活習慣がその人の根源なのかもしれません。ありのままの人間臭い人間が好きです。看護師としての力と自己の葛藤を抱えながら、その人の人生を尊重できる訪問看護を目指します。

 

 近年、超高齢社会の加速が取り上げられることがあります。地域に住む医療を必要とする住民の方々のため、看護師は力を発揮し続けなければなりません。ですが、看護師は疲弊していることも事実です。個々の看護師の体力に依存するばかりでは、看護師は力を発揮できません。看護師の労働環境を改善したい。そう強く思い起業しました。超高齢社会の地域医療に最大限貢献するには、健康的に働くことができる看護師の存在が必要だと考え、労働環境改善に注力できる組織運営を実践していきます。

 

趣味:スキー、マウンテンバイク、カヤック、BBQ、リサイクルショップで衝動買い。

持論:生きるとは、リスクを重ねながら、楽しむこと。